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2024/03/08

【コラム】廊下のない間取りってどんな住まい?

【コラム】廊下のない間取りってどんな住まい? 画像

こんにちは!
土岐市、瑞浪市、多治見市の東濃を中心に快適でお洒落な家づくりをしている、
家ZOUです!

最近、日が長くなってきたなと感じます。
明るい時間が増えて、現場での作業もはかどります。
もう少し暖かくなってくれると、言うことなしですね!

さて今日は、廊下のない間取りについてお伝えします。

一般的な間取りでは、部屋と部屋との間には廊下があります。しかし、最近は「廊下のない」間取りも増えてきています。

廊下がないと、床面積を効率よく使える、コストダウンになるなどのメリットがある一方で、音やにおいが伝わりやすくなる、冷暖房の効率が下がるといったデメリットも生じます。

今日の記事では、廊下のない間取りの魅力や注意点について、詳しくお伝えするので、これから間取りを検討する方は、ぜひ参考にしてくださいね!

▼目次

廊下のない間取りとは?

廊下のない家のメリットとは?

廊下のない家のデメリット

まとめ

廊下のない間取りとは?

最近の住まいは、床面積を小さくコンパクトに設計することが増えています。木材や設備の価格高騰が続いた影響もありますが、客間や大きな子供部屋が不要になるなどライフスタイルの変化も関係していると言われます。

全体の床面積は小さめでも、リビングや個室はできるだけ広くしたいもの。そんな希望を叶えるのに役立つのが「廊下を作らない」という考え方です。

廊下は移動のためだけに使うスペースなので、できるだけ少なくして、その分部屋を広くしようという間取りなのです。

廊下のない間取りの代表例としては、リビングを通り抜けて個室に移動する間取りや、玄関ホールをなくして土間スペースからリビングにつながる間取りなどがあります。

他にも、リビング階段や吹き抜けを取り入れた間取りも多いですね。階段ホールや廊下が不要となるので、コンパクトな住まいにちょうどいい階段です。

施工事例: 愛犬モチーフアイアンのあるお家

廊下のない家のメリットとは?

それでは、廊下のない間取りにするとどんなメリットがあるのか、みていきましょう。

施工事例: ブルーの土間ストーブがあるお家

床面積を有効活用できる

家全体の床面積が同じだった場合、廊下のない間取りの方が、ひと部屋の面積を広く取ることができます。コンパクトな住まいでも、ゆったりとしたリビングや、広々した個室を設けられるなど、床面積を最大限有効活用できるのは、大きなメリットです。

室内の移動がスムーズになる

部屋と部屋をダイレクトに行き来できるので、動線を短くすることができます。そのため、室内の移動が楽になるというメリットが得られます。

例えば、キッチンで洗い物をしながら洗濯機を回したり、料理をしながらお子様の宿題を見たりといった「ながら作業」が楽になります。

家族のコミュニケーションが増える

廊下のない間取りでは、必ずリビングを通って個室へ行くので顔を合わせる機会が増える、リビング階段の吹き抜けを通して2階にいる家族の気配がわかる、といった変化が生まれます。家族の接点が増えて、コミュニケーションが豊かになることも、メリットの1つとして挙げられます。

施工事例: 片流れ屋根のコの字のお家

廊下のない家のデメリット

一方で、ライフスタイルによっては、廊下のない間取りは住みにくいケースもあります。どんなデメリットがあるのか知っておくと、安心して導入できます。

生活音やにおい、光が気になる

廊下がない分、他の部屋での生活音やにおい、光が伝わりやすくなってしまう点が、よく挙げられるデメリットです。

例えば、リビングで他の家族が見るテレビの音が2階の個室に伝わって、勉強や仕事に集中できない、トイレの場所がリビングに近くて落ち着かない、といった問題が起きることも。

家族の生活時間にずれがあると、小さな音や光もストレスになってしまうことがあります。音や光の伝わり方も考慮して、間取りを検討するようにしましょう。

冷暖房効率が下がる

廊下のない間取りでは、部屋と部屋が扉一枚でつながっていたり、キッチンからリビングまでひと続きの大きな空間になったりすることが一般的です。そのため、冷暖房が効きにくい、室温を一定に保ちにくい、といった問題が出てくるケースもあります。

これを防ぐために大切なのは、住まいの断熱性や気密性を重視した住まい作りをすること。デザイン性や価格だけでなく、住宅性能にも配慮した工務店探しがポイントですね。

動線が交錯することがある

リビング空間が廊下がわりとなるような間取りでは、個室へ入るのにテレビの前を通る、キッチンの中を抜けて洗面室へ行くといったレイアウトになることがあります。廊下がないことで、このように動線が重なってしまうと、かえって使いにくい間取りになってしまうことも。

リビングのどの部分を通って移動するのか、ということまで考えて、部屋と部屋の配置をチェックすると安心です。

まとめ

廊下のない家は、スペースを有効活用でき、コンパクトな住まいでも広々とした間取りにできることがメリット。一方で、生活音などが伝わりやすく、間取りに制限が生まれるといったデメリットが生じる可能性もあります。

今回ご紹介したメリット・デメリットを把握した上で、廊下のスペースを最小限にした間取りを作ると、床面積を最大限に活かした開放的な暮らしが実現します。ぜひお気軽にご相談くださいね。

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